ドローンで自分を空から撮りたくても、登山や旅行の途中でゴーグルを着けて操縦するのは手間がかかりました。
そこで、Antigravity A1が画期的なアイデアのもとに、腕時計型「ウォッチリモコン」と指輪型「リングリモコン」で操縦できるFollow Meキットを生み出しました。

ゴーグルもコントローラーも持たずに、手首の操作だけで離陸・追尾・着陸ができるセットです。
本記事では、Follow Meキットを実際に飛ばして分かった「良い点」と「注意点」、2つのセットの選び方をレビューしていきます。
Follow Meキットを使えば、自撮りのトラッキング撮影を手軽にできて、新しいカットを撮影できます。
おるやまただ、革新的なFollow Meキットですが、通常ドローンを飛ばしている経験者向けかなという印象
眼を離して飛行する目視外飛行を、初めてのコントローラーでいきなり飛ばすのは、ややリスクかと。
もちろん慣れてしまえば、直感的な操作で飛ばせるので、もし初めてドローンを買う方は、ドローン練習場など飛行可能な場所を見つけてから選ぶのがおすすめです。
ゴーグルなしでA1を使いたい方、今のA1に追尾機能を増やしたい方は、ぜひ最後まで読んでください。
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本記事は2026年10月時点の法令(航空法・小型無人機等飛行禁止法など)に基づき執筆しています。ドローン関連の規制は頻繁に改正されるため、必ず最新情報を国土交通省HP等でご確認ください。
セット内容|2種類の違いと価格
Follow Meキットには、A1本体に付属したセットと、今のA1に追加するアクセサリーキットの2種類があります。


基本的には、通常版をおすすめします。
Follow Meキット
2種類の比較
| Follow Meキット | アクセサリーキット | |
| 価格 | 115,900円 | 45,600円 (定価57,000円) |
|---|---|---|
| おすすめの人 | これからA1を 買う方 | 今A1を 持っている方 |
| A1本体 | ||
| ウォッチリモコン リングリモコン | ||
| フルカバー プロペラガード | 4個 | 4個 |
| 大容量フライト バッテリー | 1個 | |
| レンズガード | ||
| 予備プロペラ | 4個 | |
| クロスボディバッグ | ||
| USB-Cケーブル | 1本 | 1本 |
ゴーグルとモーションコントローラーが付かないぶん、A1を手に入れやすい価格になっています。
今A1を持っている方には、アクセサリーキットをおすすめします。
新しい機体を買わずに、ウォッチでの追尾撮影を追加できます。
8月に純正の専用バッグでA1を持ち歩いたときは、収納しやすい反面、大きくて重く、登山に持っていくのは難しいと感じました。
Follow Meキットにはクロスボディバッグが付いていて、ゴーグルとコントローラーを持たなくてよいぶん、荷物そのものが減ります。
関連>> Antigravity A1を旅行・登山に持っていく収納方法とバッテリーの注意点
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操作方法|ウォッチとリングで飛ばす


操作は、ウォッチリモコンの画面とボタン、リングリモコンのボタンで行います。
Follow Meキット
基本操作
| やりたいこと | 操作 |
| 電源を入れる | ウォッチ:左上のボタンを 2秒長押し リング:ボタンを短く押す |
|---|---|
| A1とつなぐ | ウォッチ画面の 「Connect」をタップし、 案内に従って リングのボタンを1回押す |
| 離陸 | ウォッチ画面の緑の 「Takeoff」を長押し (録画ボタンの長押し・ リングの長押しでも可) |
| 追尾を始める | 画面の白い枠から 自分をタップし、 枠が緑になったら 「Start」 |
| 録画・撮影 | ウォッチの録画ボタンを 短く押す |
| 着陸・帰還 | 右下のボタンから 「Landing」か 「Return to Home」を選ぶ (長押しでその場に着陸) |
追尾のモードは、6種類から選べます。
- 自動追従
- マニュアル
- オービットフォロー(自分の周りを回る)
- スキー
- サイクリング
- Sky Genie(旋回・引き・旋回しながら上昇などのカメラワークを自動で行う)
片手でA1を持ち、もう片方の手でリングのボタンを長押しすると、手のひらから離陸させることもできます。



ウォッチの画面を見ている間は、機体から目が離れてしまいます。
画面での操作は、機体を視界に入れたまま短く済ませるのがおすすめです。
追尾撮影|ゴーグルなしで撮れる映像


A1は、ウォッチリモコンの位置情報(GNSS)とカメラの映像の両方を使って被写体を追いかけます。
速く動いたときや、一瞬隠れたときでも追いかけ続けやすい仕組みです。
【おるやま記入(任意):追尾させた場面(歩き・登山など)/見失ったか】


360度で撮っているので、撮影中に構図を気にしなくても、あとからアプリで好きな向きと比率を選んで切り出せます。
映画のような横長の2.35:1から、SNS向けの縦9:16まで書き出せます。
関連>> Antigravity A1 使ってわかったメリット・デメリット
ドラッグして飛行|手で構図を変える
リングリモコンのボタンを押したまま手を動かすと、A1が手の動きに合わせて動きます。
- 手を上下左右に動かすと、A1の位置が動く
- 前腕を内側にひねると近づき、外側にひねると離れる
- 1回の操作で動かせるのは「位置」か「距離」のどちらか1つ
- 切り替えるときは、ボタンを一度離してからもう一度長押しする
- ウォッチとリングは同じ手に着ける
- Sky Genieの使用中は使えない
追尾したまま、近づいて表情を撮ったり、離れて景色を広く入れたりと、手の動きだけで構図を変えられます。
気になる点|使ってわかった注意点
Follow Meキットの気になる点には、
- 映像通信距離が最大200m
- 画面を見る間、目が離れる
- 重さは増える
映像の通信|最大200mまで
ウォッチリモコンとA1の映像の通信距離は、障害物がない場所で150〜200m、障害物がある場所では20〜50mです。
遠くまで飛ばす使い方には、ゴーグル版をおすすめします。
Follow Meキットは、近くで自分を撮るための道具と考えると選びやすくなります。
画面を見る間|機体から目が離れる
ゴーグルなしで飛ばせても、操縦する人が機体を自分の目で見続ける必要があります。
ウォッチの画面を見ている間は機体から目が離れるので、操作は短く済ませるのがおすすめです。
私は国土交通省から目視外飛行の承認を受けていますが、今回は機体から目を離さない範囲で飛ばしました。
重さ|351gで機体登録が必要
Follow Meキットの状態(大容量バッテリーとフルカバーガード付き)では、離陸重量は351gです。
100g以上の機体なので、機体登録が必要です。
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飛ばす前に|ルールと確認ポイント
Follow Meキットはゴーグルなしで飛ばせますが、航空法のルールはゴーグル版と同じように守る必要があります。
Follow Meキット
飛ばす前の確認ポイント
| 確認すること | 内容 |
| 機体登録 | 100g以上の機体は 登録が必要です (Follow Meキットの 状態で351g) |
|---|---|
| 飛ばす場所 | 人口集中地区(DID)・ 空港周辺・ 地表から150m以上の 高さで飛ばす場合は、 国の許可が必要です |
| 目で見て飛ばす | 機体を自分の目で見ずに 飛ばすと、目視外飛行として 国の承認が必要になる 場合があります。 後ろから追尾させて 前を向いている使い方が 当たるかどうかは、 国土交通省にご確認ください |
| 人や物との距離 | 第三者や第三者の 建物・車両から30m以内で 飛ばす場合は、 国の承認が必要です。 操縦者・補助者や、 撮影されることを 了承している被写体など、 飛行に関わる人は対象外です |
| 土地のルール | 公園・河川敷・山などは、 管理者や自治体のルールで 飛行が禁止されている 可能性があります |



私は国土交通省から目視外飛行の承認を受けて飛ばしています。
承認を受けていない方は、機体から目を離さずに飛ばしてください。
飛ばす場所は、事前に管理者や自治体のルールを確認しておくと安心です。
選び方|ゴーグル版とどっちを選ぶ?


Follow Meキットと
ゴーグル版の違い
| Follow Meキット | ゴーグル版 | |
| 操縦 | ウォッチ・リング (手首) | ゴーグル+ モーショングリップ コントローラー |
|---|---|---|
| 得意な撮影 | 自分を追いかけて撮る・ 周りを回る | 自分の視点で 景色の中を飛ぶ |
| 飛ばせる距離 | 近く (映像の通信 20〜200m) | 遠くまで |
| 価格 | 115,900円〜 | 156,700円〜 (標準版・定価209,000円) |
登山・旅行・自転車で、自分が写った映像を手軽に撮りたい方には、Follow Meキットをおすすめします。
景色の中を飛び回る没入感を楽しみたい方には、ゴーグル版をおすすめします。
リモコン|ゴーグルと一緒に使う
2026年10月には、スティックで操縦する「リモコン」も発売されました。
慣れた人が、手動で細かく動かしたいときに向いたコントローラーです。
- Visionゴーグルと一緒に使う必要がある
- ウォッチ・リングとは別の操作方法
- 単体は10,800円(定価13,500円)、ゴーグル付きのリモコンセットは263,900円
情報更新:2026年10月21日。価格は時期によって変わります。
ゴーグルなしで手軽に飛ばしたい方は、Follow Meキットを選んでください。
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スペック|Follow Me キット
まずは、Antigravity A1 Follow Meキットの主な仕様をまとめているので、参考にしてください。
Antigravity A1 Follow Meキット
主な仕様
| 項目 | 内容 |
| セット | Follow Meキット (A1本体付き) アクセサリーキット (今のA1に追加) |
|---|---|
| 価格 | 115,900円 45,600円 (定価57,000円) |
| 操縦 | ウォッチリモコン +リングリモコン (ゴーグル・モーション コントローラー不要) |
| 離陸重量 | 351g (大容量バッテリー・ フルカバープロペラ ガード装着時) |
| 最大飛行時間 | 23分 (無風・25℃) |
| 障害物回避 | 全方向 |
| 動画 | 8K30fps 5.2K60fps 4K100fps (360度) |
| ウォッチリモコン | 44.7g・1.72インチ液晶 IP67 追尾時5時間以上 |
| リングリモコン | 8.2g 指の周囲46〜70mm 5時間以上 |
| 映像の通信距離 | 20〜200m (障害物ありで20〜50m) |
| 動作温度 | 機体−10〜35℃ ウォッチ−20〜40℃ リング−10〜45℃ |
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Q&A|よくある疑問
Antigravity A1 Follow Meキットは手首ひとつで空から自分を撮れる
Follow Meキットは、ゴーグルなしで、離陸から追尾・着陸まで手首で操作できるセットです。
360度で撮るので、構図は撮ったあとに決められます。
飛ばす前に、機体登録と飛ばす場所のルールを確認してください。
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